ストーリー
市民プールの帰り、町内会、運動会、夏祭り…
食い意地がはってたから
「団子三兄弟」なんて呼ばれてたけど、
あの頃を振り返って、ふと気づいてしまった。
“ないもんはない、あるもんはある” と。
ここ、能登の真ん中の町には
おうちの中でのコミュニケーションがたくさんある。
濃いつながりがある。
でも、なかなか外にそういう場所はない。
もし外でも
家族や友達、恋人と集える場所があれば
ここの良さも、楽しさも、豊かさも2倍、3倍になる。
外と中を一緒にできる何かがあれば、
“ないもんはあって、あるもんもある” 町になる
たとえば、カフェでくつろぐ。
お誕生日のケーキを買って帰る。
ちょっとしたお礼に焼き菓子を選んでみる。
お惣菜を家で囲む。
忙しい時はお弁当が役に立つ。
子どもと一緒にプロの調味料を使って
ごはんを作ってみる。
人生の終わりを送る食だって、
キチンとしたものがいい。
そんな人と食の幸せなシーンを
真っ正直に、いろんな場面で
そしてみんなで楽しく、作り出していくこと。
平凡かもしれないけれど、
それが私たちれんげやグループの願いです。